零式艦上戦闘機21型

 SWEETさんの1/144零式艦上戦闘機21型である。
 製作動機は、こりゃまたいいかげんで、
作った操縦士さんを乗せるためである。
発端は「スケールアヴィエーション」誌の特集記事を見たことである。
 作例記事のキャノピーを開いた改造を見て「なんかさみしいのう・・・」って思ったのが不覚。
 そうだジェット機の時と同じくパイロットさんを作ろうと思ってしまったのである。
 この時点では機体のことまで考えていなかった。
 で、まずタミヤ1/48の2式水戦のコックピットを仮組み。それを採寸。
 次にWFの先行販売で買ってあったゼロ戦を使わず付録の方を仮組み。
 それを採寸してごにょごにょと計算。手持ちの飛行服の資料を総動員。
 エポパテをそんな大きさに盛って削ってを繰り返し。
 どうにかプロトタイプ2名が完成。
 SWEETのゼロ戦には無改造ですっぽり収まる。
 でも、ゴーグルとか細かく作ったら気泡が抜けずらくて歩留りが非常に悪い。
 そして抜いてからはたと気がついた。これだけ飾ってもしょうがない・・・。
 で、ゼロ戦を作ることになるのだが、SWEETのゼロ戦はキャノピーが一体型。
 そう、作例は改造されていたのである。
 WCCのゼロ戦のキャノピーは・・・ちょっと無理だったので
エッチングソーでキャノピーを分割。
 中央部にエポパテを盛ってヒートプレス。
 本体はスケビの記事をみながらできる範囲で真似た。
 キャノピーのフレームはカラス口やら筆やら試したが結局本体色に塗装したデカールの細切り。
 翼端のピトー管を0.5ミリの真鍮線から削りだして完成。
 操縦士さんはWF2005夏でSWEETさんにサンプルを渡した。