JAS39 グリペン

2008.11.28 改定

写真上段が単座で下が複座。


最近のレベルのキットはとっても出来が良い物が多いが、やはりハズレもある。
グリペンが代表格かな?。
ラファール、ユーロファイターと並ぶ新世代ヨーロッパ戦闘機3羽烏の1機なのに
キットは144って名目なのに、二周りぐらいちっちゃいんだ・・・。
がっくしさ。
そんでもって、押入れに封印されていたシリコン型を取り出して完成品の作成。

なんで押入れにシリコン型が封印されていたかと言うと
もともとは某社完成品用の原型を制作した際の完成見本製作用の型だったから。
担当さんの趣味で機種選択されて、
資料集めはじめたら結構大騒ぎになった。
分割の仕方とかはレジンキット用のものしか知らなかったので
他社の物を参考に分割したら
細かすぎてそのままでは使えないって事に・・・。
機体各部の編隊灯なんかは多少スケールオーバーだが
全体のフォルムは悪くないと思っている。

で、型を新しくするんで気になるところを作り直した。
編隊灯はデカール処理に変更し、
キャノピー後部もムクのキャノピーから切り出す方式を選択出来るようにしてみた。
塗装の差とかもあるがやはりかっちりとした仕上がりとなった。

新規に機番のデカールを追加したのだが、スウェーデン空軍の字体は
アメリカのゴツイ時とは違ってちょっとオシャレな感じ。
でもいろいろ探したけどなんて字体なんだかわかんなかった。
しょうがないんで似たようなフォントをいじって製作。
元のフォントは「ユーフェミア」っていうなんだかギアスっぽい名前のフォント。
ありがとう皇女さま。

そして、思い立って作ったのが複座型。
キャノピーの形が面白いんで作ってみたくなった。
本国でのグリペンは確認できる限りではアメさんみたいにカラフルな部隊マークとかのマーキングが殆どないので
イギリスの王立テストパイロットスクール(ETPS)にリースされているこの機体の塗装はかなり珍しいんで作ってみたかった。
サーブ社ではこの複座型をベースに幾つかの次世代型試作機を作っている。
そちらも作ってみたいがまだ資料不足である。