「ラーゼフォン」 三菱F−2改

(C)BONES 出渕裕/Rahxephon project


 完成写真を変更。左がTV版。右が劇場版。
 TV版は本当ならガルグレーだと思われるが、TVアニメーションでは色や形状が
省略表現とされる場合が多々あるので本当ならこんな風と制空迷彩。
 思ったより似合う。

 さて「三菱F−2改」である。
 TVの「ラーゼフォン」1話を見たときに発艦していく晨星の姿とともに目を引いたのが
迎撃に飛び立ちボコボコにされるF−2改であった。
 その時はまだ、ただの日の丸のついた迎撃機ってだけで
F−2なんて名前の機体とは知らなかったのだが、見た瞬間に「F−2だ!」と思った。
 つ〜か、F−2は本当はこうだよなって感じか?
 魂のF−2っていってもいい。
 昔見た「航空自衛隊次期支援戦闘機(5社案)」はこんな感じだったのだ。
 当時のイメージ画はもう少しかっこ悪かったのだが、月日がそのイメージを昇華させていた。
 そう思えるのはいいトシの航空機好きだからかもしれない。
 何言っても、現在飛行している三菱F−16改F−2は開発経緯から言うとやはりパチもんって感じがするのだ。
 F−16自体は大好きだが、政治的かけ引きのあげくに作らされたF-16改F−2は
どこぞの航空雑誌のライターが「F−16とは違う!」とか言っても、航空自衛隊が公式にF−2としても
私が求めていた本当のF−2では無いのだ。
 
 と、いう訳でTACでは「三菱F−2」といったらコレを指します。

 それにしてもカナードやら安定翼、パイロンなど飛び出したパーツの多い機体である。
 架空機のわりにパーツ数が実機なみ。
 アニメーターさんがんばったんだねえ。
 劇場版の追加シーンでも増槽おとしたり、ビル街に墜落と大活躍?しておりました。
 そうそう、TACのご意見箱情報によると劇場版の新カラーリングは京田監督による指定のようです。