ニューコム デルフィナスシリーズ

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R−101 デルフィナス#1

 「ACE COMBAT3 electrosphere」登場のこの機体、
1/144はハセガワからもレジンで出ているが、
その1年前にTACでノンスケールとしてリリースしたものも偶然1/144だったのである。
 最初は1/100の格闘戦闘機のつもりで作ったのだが
コックピットがあんな寝そべって入るコフィンシステムなんつー物だったせいでサイズの計算が狂ってしまったのである。
 TACでは1/100時代にデルフィナス1〜3とXFA−36を製作していたが、
今にして思えばよくあんなデカイものを作ったものだ。
そういう割にR−201の原型も完成していたのだが、商品化に至っていない。

 それはそうとこの機体、すッげー好きな機体。
できればゲーム全ステージこれでクリアしたいくらい好き。

そうして2008年夏に作ったのがこの機体。
前の年の夏に入院したせいでワンフェス休んじゃったのだが
その時のレポートをwebで探したら1/72のデルフィナス#1を出した猛者がいるではないか。
すっげーな。
とはいえそんな大物、今のワシには絶対無理なので現在の土俵である1/144でトライすることに。
もともとハセガワのレジンキットが気に入らなかったこともある。
ナムコから3Dデータの提供を受けて作ったというのが売りだったのだが、
まだキャラクター物のノウハウが全然ない頃なので、そのデータをただ出力しただけで
分割もされておらず抜けているべき所がふさがっていたり、1/144といいながら一回り大きかったりとケチをつけたらキリがなかった。
それでもフォルムは綺麗だったなあ。
でも101より103が弱そうなのは許せなかったなあ。
それで上の旧1/144をベースに(っていったってキャストブロック程度にしかなっていないが)
1/100をフィードバックしつつ新規の着陸脚なんかをつけたのがこのバージョンである。

R−102 デルフィナス#2

そして、そういう意味では今回の真のメイン、デルフィナス#2。
ハセガワ版の際は精密な3Dデータが無いってことで版権が下りなかったといういわく付きの機体。
TACでは申請時にNONスケールとして申請しているので無問題。
形状的には一番イルカっぽいと思う。

R−103 デルフィナス#3

2009年の新作。
旧作の1/100の欠点であった主翼後退角をハセガワ1/144を参考にし見直し、
なおかつそのハセガワ版で気に入らなかったひょろっとして弱そうなあたりを克服し、
さらに設定どうりの位置で着陸脚が展開できるという
パーペキなデルフィナス#3.
製作コンセプトは当然「強そう」。
塗装はワンフェス強行スケジュール暫定版なのでそのうち直す。
自分ではかなりかっこいいと思っていて
完成したとき、そのかっこよさに思わず大笑いしてしまった。
ちょっとランナーズハイだったな…。

これにてデルフィナスシリーズは完結となりました。